無頼庵’s競馬ブログ

JRA競馬予想と競馬に関する独断と偏見のブログです。https://twitter.com/BrianYs07

気になる種牡馬

このところ、このブログで取り上げた穴馬の父が偶然にも同じマイナーな種牡馬だったことで改めて詳しく調べてみることにしました。

中京記念2着のラセット、アイビスSD3着のビリーバー、このところ人気薄での重賞競走好走馬の父がモンテロッソ

いずれも欧州産種牡馬に抱いているイメージとは違う切れのある走りに興味を持ちました。

過去に産駒から大した活躍馬も出ておらず、繋養先のダーレージャパンファームでの今年の種付料も50万円と格安のようです。

英国生まれで主にUAEで競走生活を送り戦績は17戦7勝。
GⅡを2勝、2012年のGⅠドバイワールドカップを勝っています。
前年の同競走では、日本のヴィクトワールピサトランセンドが1・2フィニッシュを決めた3着となっており、その為名前に聞き覚えがあったんですね。

芝・オールウェザーの中距離で好績を残しており、日本に輸入されてからの産駒は主にダートで使われている馬が多いようです。

産駒の数が少なくデータからの傾向は掴みづらいところもありますが、晩生型が多いように感じます。

G1レースを勝っているとはいえ、近年、欧州産の活躍馬で日本に輸入されて種牡馬として明らかに活躍しているのはハービンジャーくらい。

もうひとつパンチの弱い印象は否めないこともあって、期待の高い繁殖牝馬に恵まれない面もあるのでしょう。
非社台系での繁殖が多いことも一因かと。

今後、繁殖牝馬に恵まれることで活躍馬が出てくる可能性があるかも。

現状、ある程度の活躍が見込めるのは、以下の5歳馬4頭くらいですが、人気薄での馬券絡みに注意が必要です。

1.ビリーバー
2.ラセット
3.リュヌルージュ
4.モンテグロッソ

ラセット【JRA-VANより】
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