2020 競馬を振り返る②大ブレークした騎手
今年最もブレークした騎手は…松山弘平!
全体としては相変わらず年間204勝を挙げ断トツリーディング獲得のルメール騎手一強という結果で終わりましたが、ルメール、川田、福永に続く堂々の127勝で全体リーディング4位と大躍進!
3歳牝馬デアリングタクトと無敗でクラシック三冠を制し、2017年アルアインで初のG1皐月賞を制して以来のG1 4勝目を成し遂げました。
重賞競走は年始の京都金杯をサウンドキアラで制してから快進撃が始まり、一気に年間9勝を挙げました。
2020年を含めて、これまでの重賞通算勝利が20勝ですから、一気に半分近くを稼いだことになります!
その勢いは2020年締めくくりの有馬記念でも!
敗れたとはいえテン乗りで11番人気サラキアで勝馬クロノジェネシスにクビ差まで迫る大健闘を見せました。
もともと誠実で実直な人柄を感じさせる好きな騎手だったのですが、今年はレースごとに松山騎手はどの馬に乗ってるのかな…と、特に気になる存在になっていました。
思えば2017年皐月賞。9番人気のアルアインでG1初勝利を挙げながら、次走ダービー5着以降はルメール、川田といったトップジョッキー乗り替わり。
悔しさもあっただろうに腐ることなく真摯に競馬と向き合い重ねた努力が報われた年だったと思います。
本当におめでとうございます。
振り返れば皐月賞で人気薄アルアインの単勝を的中した縁で松山騎手に注目するようになり、同馬の鞍上を他に持っていかれたときには「なんでやねん!」と残念な気持ちになり、その頃から特に応援するようになりました。
初の年間100勝超えを達成し、来年はさらなる活躍を期待しています♪