無頼庵’s競馬ブログ

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マーメイドS 回顧

2022.06.19(日) 阪神11R マーメイドS GⅢ 2000m

毎年荒れるレースとして注目を集めるこのレース💡
そうした過去のデータもあって16頭中7頭が単勝10倍未満と人気は割れまくり。
そしてなんと言っても驚いたのが締め切り直前まで1番人気だったのはスルーセブンシーズ🐴
ヒモ候補としては見ていたが、さすがにビックリ!

これも過去の傾向から条件が合っているとの見方から人気したのだろうが、データに寄った人気がこれほど顕著に現れたということで、それだけ難しいレースだったということなのだろう。


さて、レースは大外リアアメリアが絶好のスタートを切るもすぐに軽量ハギノリュクスが押して先頭に。
予想通り他に行く馬もなく、すぐにペースは落ち着き、ここでリアアメリアが行きたがる素振りをみせるが隊列が落ち着き、勝ったウインマイティーは内の4番手絶好のポジションを手応え良く追走し、2着のマリアエレーナもその後ろのポジション。

ペースは落ち着いたものの全体時計は1.58.3と速い決着となった。レースを通して起伏の少ないイーブンペースでは良い位置につけた能力の高い2頭の決着は四角でほほ決まったような状況。

3着に突っ込んだソフトフルートは後方から進んだが、ペースが落ち着いたことを嫌った川田Jが早見に内々をロスなく進出。
直線に入ってからは開いた内を抜けて中寄りにコースを取って追い比べに。
最後はマリアエレーナに交わされたが、外を回していれば圏外になっていた恐れもある。


レース全体としては逃げ馬がいなかったことでペースが落ち着いたことがレースを決めたといってよいだろう。
地力勝負となったことで軽量馬よりもそこそこ斤量を背負った実力馬の勝負となった。

レースの流れを読みながらも、私自身はウインマイティーを最後に切ってしまい馬券を外してしまった。要因はひとつにヒモ候補馬が多かったことと、最大の失敗は終わってみればウインマイティーが自身のセオリーに嵌っていたにも関わらず見落としていたこと!
もう少し丁寧にチェックしなけばと反省。やはり回顧は必要。


その他ではリアアメリアが復調傾向を見せたこと。
ペースが落ち着いて掛かり気味になりながらも最後まで踏ん張って4着に粘り込んだ。
次走マイルに出てくれば要注意だが、時期的には休養に入るのかも。

また、5着に突っ込んできたステイブルアスクの3番人気にも驚いたが、後方追走から三角で追っ付けながらもしぶとく伸びてきた脚には見どころがあり格上挑戦で斤量に恵まれた部分もあるが、芝の上位条件でもやれるところを見せた。

あと1頭、大穴で注目していたブービー15番人気のゴルトベルク。
道中、荻野Jが抑えているシーンも見られたが速い脚がないので行かせても良かったのかもと思いながら見ていた。結果、最後まで粘って6着に健闘。
メンバーや流れによってはオープンでもやっていけそうに感じた。


私にとってはこのレースに勝負を賭けただけに痛恨の結果に終わったが、ウインマイティーのおかげで大いに反省させてもらったレースだった。