無頼庵’s競馬ブログ

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共同通信杯 展望

2/13(日)東京11R 共同通信杯 GⅢ 1800m


昨年のこのレースには、のちに皐月賞天皇賞秋、有馬記念を勝ち年度代表馬の栄冠を手にするエフフォーリア。ダービー馬となるシャフリヤール。
ステラヴェローチェやヴィクティファルスなど後の重賞ウイナーも集結した非常にレベルの高いメンバーが揃った。

過去にも世代トップクラスのメンバーが揃う出世レースとしてクラシック戦線を占う重要なレースとなっている。


今年は世代トップの呼び声が高い東スポ2歳ステークス覇者イクイノックスこそいないものの、東スポ杯2着のアサヒや朝日杯FS3着のダノンスコーピオンら、それに続く期待のメンバーが揃った。


それではまず恒例のチェックから💡
日本国内で実績のない血統は除外。

【血統注目馬】

🐴アサヒ
祖母ウインドインハーヘアは、今は亡き日本の至宝ディープインパクトの母。
カレンブラックヒルはマイルから1800mの重賞勝馬。その父がダイワメジャーで将来の距離不安はあるが、ここは守備範囲。

🐴ジオグリフ
母アロマティコは現役時代重賞勝ちはないものの、秋華賞エリザベス女王杯で3着の実績がある。
3代母アンデスレディーからはインティライミサンバレンティンオーバーザウォールと3頭の重賞勝馬が出ている。

🐴レッドモンレーヴ
祖母は偉大な名牝エアグルーブ。その母からはGⅠ馬アドマイヤグルーヴ種牡馬となったルーラーシップなどが出ている名門一族。

🐴ジュンブロッサム
祖母ゴールドティアラはダート重賞3勝と活躍。


さて、実績馬と未知の魅力を秘めた馬をどう評価するか🤔

この時期の3歳戦は常にそこが分岐点となる。


まずは1番人気想定のジオグリフ🐴
ノド鳴りが気になる。陣営は心配ないとのことだが、空気が乾燥する冬季はなおさら気になる。
力は認めても人気なら評価を下げる。

一方、朝日杯FS3着実績のあるダノンスコーピオン🐴
元々、頭の高さや緩さが気になっていた馬。
前走の結果が生きるか?追切りももうひとつだけに強くは推せない。

アサヒ🐴
前走は内容の良い競馬だったが、2着3回と新馬、未勝利を含めて勝ちきれないところがやや不満。しかし、ここを勝っての飛躍に期待したい。

ダノンベルーガ🐴
新馬勝ちの1勝のみで判断が難しいところだが、2000m2.01.3の勝ち時計は2歳のデビューとしてはまずまずで上がり33.1で差し切った内容は評価できる。
操縦性も高いとのことで、ここをあっさり勝つようならクラシック主役級の1頭に躍進できる。期待の1頭🐴✨

ジュンブロッサム🐴
前走未勝利戦2000mを1.59.2のレコード勝ち。中だるみのない平均ペースを勝ち上がっており、ここでどんなレースをするか?見守りたい。

アケルナルスター🐴
これまで3走、いずれも上がり最速の脚を使っている。前走ホープフルSでも0.5秒差7着と末脚が1番目立った馬💡直線の長い東京コースでこのメンバー相手にどこまで迫れるか?入着争いなら面白い1頭。


前日20時の段階で人気上位4頭が単勝5.0倍未満。
5番人気のアケルナルスターは17.5倍と大きく差が開いている。

前日の馬場は芝は良ながらダートコースは重馬場となっており、雪の影響が残っているようで、芝のレースも全般にやや力の要る印象。

外差しも届く可能性はあるものの流れにもよるが、ペースは早くなりそうにはないので4コーナーである程度の位置まで上がっていないと厳しいように思う。

メンバー的にも荒れそうにはない気がする。

馬券は遊び程度にするか、もしくは様子見になりそう。

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