無頼庵’s競馬ブログ

JRA競馬予想と競馬に関する独断と偏見のブログです。https://twitter.com/BrianYs07

ジャパンカップ2022 外国馬

今年のジャパンカップは久しぶりに欧州トップクラスの外国馬が4頭参戦。

対して迎え撃つ日本馬の層が例年に比べて手薄なこともあって、馬券内の可能性が高まる外国馬のプロフィールをピックアップしてみます💡

 

🐴オネスト(仏・牡3歳)

戦績:GⅠパリ大賞他 3-2-0-2

父Frankel(NorthernDancer系)

Frankelは日本でもオークスソウルスターリングを始めGⅠ馬を出しており日本競馬にも適応している。

また、UrbanSea3×3のクロスを内包。

3代母UrbanSeaは凱旋門賞馬。繁殖としてもGalileoやSeaTheStarsなどを輩出。その父は名種牡馬Miswaki。【Miswakiについては後述】

 

🐴シムカミル(仏・牡3歳)

戦績:GⅡニエル賞他4-4-0-1

父Tamayuz(Mr. Prospector系)

Nureyev3×4のクロスを内包。

前々走のGⅠパリ大賞ではオネストの2着ながら続くニエル賞では日本ダービー馬ドウデュースを抑えて堂々の勝利を挙げている。

 

🐴グランドグローリー(仏・牝6)

戦績:GⅠジャンロマネ賞他8-4-4-7

Olympic Glory(Danzig系)

Lyphard4×4のクロスを内包

母方4代前に名種牡馬Miswakiがいる

昨年のジャパンカップでは5着に健闘。

ジャパンカップが終わればそのまま社台スタリオンステーションで繁殖入りする。

 

🐴テュネス(独・牡3歳)

戦績:GⅠバイエルン大賞他5-1-0-0

※現在5連勝中

父Guiliani(Mr. Prospector系) 

祖父に名種牡馬Miswaki

Turbaine3×3のクロスを内包

凱旋門賞2021優勝、2022も3着のトルカータータッソは異父兄。

ここまで独国内でしかキャリアがなく、勝ったレースがすべて道悪ということで他馬との比較判断が難しい。

 

【注釈】

Miswaki

競争生活では仏で2歳GⅠを勝ったのが唯一の重賞勝利ながら種牡馬になってから大成功。凱旋門賞アーバンシー、イタリアの名馬ミシルなどを輩出し、日本でもジャパンカップ勝馬マーベラスクラウンを出している。 特に母の父(ブルードメアサイアー)としてデイラミガリレオシーザスターズダラカニなどの名馬を輩出し、日本でも快足サイレンススズカの母父として知られている。