ジャパンカップ2022 外国馬
今年のジャパンカップは久しぶりに欧州トップクラスの外国馬が4頭参戦。
対して迎え撃つ日本馬の層が例年に比べて手薄なこともあって、馬券内の可能性が高まる外国馬のプロフィールをピックアップしてみます💡
🐴オネスト(仏・牡3歳)
戦績:GⅠパリ大賞他 3-2-0-2
父Frankel(NorthernDancer系)
Frankelは日本でもオークス馬ソウルスターリングを始めGⅠ馬を出しており日本競馬にも適応している。
また、UrbanSea3×3のクロスを内包。
3代母UrbanSeaは凱旋門賞馬。繁殖としてもGalileoやSeaTheStarsなどを輩出。その父は名種牡馬Miswaki。【Miswakiについては後述】
🐴シムカミル(仏・牡3歳)
戦績:GⅡニエル賞他4-4-0-1
父Tamayuz(Mr. Prospector系)
Nureyev3×4のクロスを内包。
前々走のGⅠパリ大賞ではオネストの2着ながら続くニエル賞では日本ダービー馬ドウデュースを抑えて堂々の勝利を挙げている。
🐴グランドグローリー(仏・牝6)
戦績:GⅠジャンロマネ賞他8-4-4-7
Lyphard4×4のクロスを内包
昨年のジャパンカップでは5着に健闘。
ジャパンカップが終わればそのまま社台スタリオンステーションで繁殖入りする。
🐴テュネス(独・牡3歳)
戦績:GⅠバイエルン大賞他5-1-0-0
※現在5連勝中
父Guiliani(Mr. Prospector系)
Turbaine3×3のクロスを内包
凱旋門賞2021優勝、2022も3着のトルカータータッソは異父兄。
ここまで独国内でしかキャリアがなく、勝ったレースがすべて道悪ということで他馬との比較判断が難しい。
【注釈】
競争生活では仏で2歳GⅠを勝ったのが唯一の重賞勝利ながら種牡馬になってから大成功。凱旋門賞馬アーバンシー、イタリアの名馬ミシルなどを輩出し、日本でもジャパンカップ優勝馬マーベラスクラウンを出している。 特に母の父(ブルードメアサイアー)としてデイラミ、ガリレオ、シーザスターズ、ダラカニなどの名馬を輩出し、日本でも快足サイレンススズカの母父として知られている。