天皇賞・春GⅠ 回顧
多忙で予想はアップできませんでしたが、馬券は3連複2頭軸と○テーオーロイヤルの複勝的中🎯でした。
落馬によるカラ馬状態で2番手入線?の8番人気のシルヴァーソニックの背に川田Jが居たらもう少し旨味があったんですけどね😅
まあ人馬ともに無事だったことが何よりです。
さて、レースは16番枠からスタートして押して先頭に立ったタイトルホルダーが最後まで先頭を譲らず2着に7馬身差をつけてゴール🐴🏆✨
結果的には圧勝でした✨
1番人気のディープボンドは3角手前から手応えが怪しく、3着テーオーロイヤル並びに他馬も押して押していく中で余裕の手応えで涼しげに先頭をいくタイトルホルダーは4角を回る時点で既に勝負あったという内容。
走りはピッチ走法で一見長距離に向いたように見えないながら、スタミナに長けているんでしょうね。
稍重で力の要る馬場とともに、他に逃げ馬がおらず、菊花賞同様にレース中間でペースを落として息を入れることができたことも最後の踏ん張りが効いた要因でもあったようです。
本馬に限らず勝っ時は様々な要素がうまく噛み合うもので、まさにタイトルホルダーのためのレースでした。
一方でディープボンドは手応えがない状況で最後の直線にきてテーオーロイヤルを差し返して2着を確保したのは地力の証拠で負けたとはいえ能力はみせてくれました。
長距離4連勝で初のGⅠに挑んだテーオーロイヤルは大健闘でしょう。2強と言われたGⅠ常連の人気馬を相手に一瞬2着はあるか!?と思わせた走りは今後とも長距離戦線での活躍を約束する内容。この経験でさらに一回り成長した姿を楽しみにしたい。
今回のレースはGⅠ馬が1頭だけ。戦前からメンバーレベルに疑問をもっていたが、結果としても上位3頭と他馬とは現時点では開きがあるように感じた。
それだけに勝ったタイトルホルダーについても強いことは間違いないものの手放しの評価はできないと感じています。
ラップをみると
前半千米→1.00.5
中盤千米→1.03.1
ラスト千米→1.00.3
昨年の菊花賞同様に中盤で息を入れてペースを落として前半の貯金を生かして逃げ切るレース。
展開、流れが向いたのはたしか。
5着に敗れた昨年末の有馬記念は、パンサラッサの圧逃にハナを切ることができずに自分のペースで走れなかった。
まだまだ成長の余地を残しており更に進化の可能性を残しているが、その辺りにまだ課題を残していると感じています。
圧倒したレース内容と7馬身という着差でマスコミでは『凱旋門賞でも勝てる!』的なおみこし記事も見かけますが、まだまだ冷静に見ていきたいと思います。
フローラS、マイラーズC 回顧
土曜日の重賞、福島牝馬Sは混戦で軸馬選定が難しいため馬券回避。
その分、日曜の重賞2レースで勝負したものの、馬券はハズレ!
特別1レースで的中したものの収支マイナス💦
なかなか調子の波に乗り切れない状態が続いています。
このところ重賞レースでの噛み合せが悪いので、しばらくは投資額を抑えて調整に入ろうと考えています。
さて、今後のために簡単に時短回顧を。
勝ったソウルラッシュ🐴
条件戦3連勝からのGⅡ挑戦で一気に戴冠を遂げました🏆✨
ここまでの3連勝は恵まれたと判断して悩みながらも馬券から外したものの見事にしてやられました😅
その判断が全てであり完敗でした💦
復活を期待したレッドベルオーブは気性面の難しさが出ていて道中折り合いを欠いており、今後においてもこの不安がついてまわりそう。
軸に据えたファルコニアは、想定以上に荒れた馬場の影響を受けながらも3着に踏ん張っており、大阪杯勝ちのポタジェ的なポジションが被る馬。
引き続き注目したいが一瞬の切れが不足する分マイルよりも千八からニ千の方が合っていそうな気がするが…。
このレースは何よりも期待のルージュスティリアが原因不明の大敗を喫したこと。
単勝一本勝負もしていただけに痛恨の結果となった。
今回は無難にスタートを切って好位置でレースを進めていただけに最下位に終わった理由がわからない。
1着のエリカヴィータ、2着のパーソナルハイは期待通りに好走する結果となったが、総じて前につけた馬が上位を占める形となり、その中で後方から上がり最速で5着まで押し上げてきたルージュエヴァイユの脚は見どころはあった。距離の延びるオークスでは楽しみもありそうだが、賞金的に出走権を得られるかどうか…。
重賞以外でひとつだけ勝負したレースで3連単的中🎯傷を小さく抑えることができたのがせめてもの慰めに😥
マイラーズC 予想
雨で芝コースが稍重発表。
ただ、そう酷い降りにはならなそうで得手不得手をそれほど考慮しなくてもよさそう。
それでもホウオウアマゾン、ヴィクティファルスにとって有利に働きそうで、レース直前の馬場状態も確認したいところ。
上位拮抗の中でマイルにシフトして川田J起用のファルコニアに軸としての期待をかける。
休養明け2戦目レッドベルオーブはあっさり突き抜けて不思議のない素質馬。
穴で立て直してきたシュリ!
現在11番人気なら狙ってみたい💡
◎ 3.ファルコニア
○ 5.レッドベルオーブ
○ 7.ホウオウアマゾン
▲ 2.ヴィクティファルス
▲ 4.カラテ
▲ 9.エアファンディタ
☆10.シュリ
△12.エアロロノア
フローラS 予想
4/24(日)東京11R フローラS GⅡ 2000m
例年荒れ模様の当レース。
オークスへの出走権を持った馬たちがいない上に3頭の2勝馬を除きほとんどが1勝馬。
重賞で馬券に絡んだ馬もいない。
現時点では信頼度の高い馬がいないと言う点で、荒れる要素が高いというのが大方の見方だろう。
ただそんな中でもルージュ2頭には血統的背景並びにレースぶりから見ても大きな可能性を感じる。
人気薄の中では、追い切りの動きが良いキタサンシュガーがどこまでやれるか。
先月に続いての関東遠征が若い牝馬に堪えないか気になるが、パドックである程度落ち着いていればヒモ穴で狙ってみたい。
◎13.ルージュスティリア
○ 1.ルージュエヴァイユ
▲ 3.パーソナルハイ
▲ 6.マイシンフォニー
▲ 9.ラスール
☆ 2.エリカヴィータ
☆ 8.キタサンシュガー
☆10.ホウオウバニラ
※マイラーズCの予想は別にアップ予定。
皐月賞 回顧
4/17(日) 中山11 GⅠ皐月賞 2000m
先週の混戦桜花賞と違って、こちら牡馬の皐月賞は上位陣とそれ以外では能力差があるように思っていた。
とはいえ直接対決のない上位陣の相対評価が難しく前売りでも人気が割れて混迷を極めていた。
中山の馬場自体が荒れてきているうえに木金曜日の雨の影響が残りスピードとともにパワーが要求される馬場。
勝ったのは福永Jに乗り替わった5番人気のジオグリフ🐴✨🏆
2着入ったイクイノックスともに木村哲厩舎のワンツーフィニッシュ💡
掲示板内に来た5頭ともに馬券候補に上げながら的中を逃した。
原因は勝ったジオグリフの評価に尽きる💦
能力は認め、今回福永Jに乗り替わるということで不気味さを感じていたものの、ノド鳴りの心配は拭いきれず。まさか勝つとは…。というのが正直なところでレース予想以前の問題であり、自身消化不良の結果となった。
ダービーに向けてもこのノド鳴りの状態が引き続き気になるところで、短距離系新種牡馬ドレフォンの子ということでダービーの2400mがプラスに働くことは考え辛く、母系の血でどこまで補えるかという点も併せて気になる。
2着のイクイノックスは直線で一旦は先頭に立ちながら勝馬に差し返される形での敗戦。
ゴール前にきて大外枠と5ヶ月ぶりが響いた可能性が高く、休み明けを叩いて直線の長いダービーでは期待の膨らむ走りだった。
3着のドウデュース。勝てないまでも軸として期待したものの、前半1000mが1.00.2という淡々とした流れの中で後方からの競馬では、上がり最速の脚でも届かなかったのはやむ無し。勝負に負けはしたがダービーに向けて希望の持てる敗戦ではあった💡
2番人気で4着のダノンベルーガは1番枠からのスタートで先行集団につけるには内々を通るしかない状況。3・4角で反応が良くなさそうな状況から最後まで粘った。内側が重い馬場で最後に伸びきれなかったのは仕方ない。
左回りに替わるダービーでは逆転候補であることに変わりはない💡
このレースの結果を踏まえてもダービーでもここでの上位馬の争いになるかと思うが、そこにあと2ハロン延びる距離適性も加味されてくる。
そして…、今回同様悩ましいのがジオグリフのノド鳴り。こればかりは予想の範疇外であり、陣営のコメントなどを参考にするしかなさそう。
最後に皐月賞のあとに行われた12RサンシャインSが美味しいレースだったので…😍
候補の1頭だったフィリオアレグロが+32kgで明らかに太くてやめたことで買い目を減らして狙いの6番人気ブレークアップの粘りで印3頭で決着🐴🏆
皐月賞の消化不良を少し解消することができました。
皐月賞 展望
先週のクラシック第一弾桜花賞は、大混戦の予想通り最下位の18着までが勝馬から1.4秒以内という史上最も少ない着差での決着となりました。
そして今週はいよいよ牡馬クラシック第一弾の皐月賞。
こちらも近年の傾向のように間隔を空けての直行組に加えて上位陣と対戦がない新興勢力の台頭と、判断材料が限定される難しいレース。
それでも牝馬の桜花賞に比べるとある程度上位候補が絞れるレースと見ています。
最終追い切り前で枠順も決まっていない現時点で条件付きも含めた馬券候補として抽出したのは以下の通り。
◎イクイノックス
◎キラーアビリティ
◎ダノンベルーガ
◎ドゥデュース
○アスクビクターモア
○デシエルト
▲ジャスティンパレス
▲ジオグリフ
△オニャンコポン
△ダンテスヴュー
△ビーアストニッシド
△ボーディスウェイ
比較が難しいものの、能力的に評価しているのはダノンベルーガ💡
順調さ、立ち回りのうまさ、安定感でドゥデュース💡
奥がありそうな素質馬イクイノックス💡
折り合いに心配があるが能力は高そうなデシエルトの一発💡
このあたりの中心になりそうで桜花賞ほどの混戦にはならないだろう。
桜花賞 回顧
しばらくブログを留守にしていましたが、このところGⅠを含む重賞レースは大荒れ続きですね💦
ごとごとく1番人気を含む上位人気勢が圏外に飛ぶ異常事態が続いて私の馬券も例に漏れず苦戦しています。
さてその中でクラシック第一弾の桜花賞についての回顧を!
1・2番人気が共に馬券外に終わった割には、人気が割れていたこともあって配当的には中荒れ程度に収まりましたが、結果的には混戦が予想された通りに10着のナミュールまでが勝馬から僅か0.3秒差の争いとなりました💡
内前有利のTBの通り、真ん中から内の枠で先行した馬達に有利な展開となりました。
1番人気のナミュールは心配された大きな出遅れもなく後方馬群を進み、2番人気のサークルオブライフもナミュールのすぐ前を進む展開となったが、何が何でも行くという馬がおらず比較的落ち着いた流れになったことで外枠からの発走で後方外を進まざるをえない2頭には厳しい展開に。
そんな中でも4角大外から脚を伸ばして際どい3着争いまで伸びてきた4着のサークルオブライフには16番枠が災いしたもののさすがの脚は見せてくれただけに残念です。
私の軸馬だっただけに馬券は散ってしまったものの、次走に期待の持てる走りでした🐴✨
一方ナミュールは直線に入ってジワジワという感じで伸びず。難しさが出たか!?
大接戦をものにした勝馬スターズオンアースは道中中団の内につけていたが、向こう正面で川田Jの手が動く状態で追っつけ気味。
4角を回ってからは内に集まった馬群が壁となって中々進路が開かなかったが、一瞬のすきを抜けて加速しようとした瞬間、内にいたピンハイがヨレて接触する場面があった。それでも根性を見せて末脚を発揮。先頭に躍り出ていたウォーターナビレラをハナ差捕まえたところがゴール。
ゴール前の脚は4着のサークルオブライフと並んで素晴らしいものがあった。
直線で進路を確保するまで苦労したが、道中内々の経済コースでじっと我慢した川田Jの好騎乗と馬の勝負根性が栄冠を手繰り寄せた🐴🏆
2着のウォーターナビレラは不利を受けることもなく最高の位置取りでゴールを迎えようとしたが最後のひと押しで涙を飲む形に。
それでも柔軟なレースができるセンスの良さを見せてこの世代トップクラスの力は見せた。
3着のナムラクレアも内々の経済コースをロスなく立ち回りあわや!の場面を作り出したが、やはり戦前から危惧したように若干距離が長い気がした。
陣営もそのことを感じたようで今後は短距離路線を目指すとのこと。
驚いたのは5着のピンハイ。
13番人気ながら前走同様に内々をピッタリ追走して3着争いに食い込みそうな走りを見せた。
ゴール前でヨレて勝馬と接触したが、400kg少々の小柄な馬体で揉まれる展開の中で踏ん張った走りは称賛に値する。
ほかでは逃げるかと思われたパーソナルハイも好位から粘って同じく僅差の6着と健闘!
結果から、オークスも大混戦が続きそうで、距離適性や枠順、その間の成長度合いで順位が変わっても驚けない。
オークスに向けて最有力なのはサークルオブライフかな!?という印象のレースだった。