無頼庵’s競馬ブログ

JRA競馬予想と競馬に関する独断と偏見のブログです。https://twitter.com/BrianYs07

天皇賞・春GⅠ 回顧

5/1(日)阪神11R 天皇賞・春GⅠ 3.200m

多忙で予想はアップできませんでしたが、馬券は3連複2頭軸と○テーオーロイヤルの複勝的中🎯でした。
落馬によるカラ馬状態で2番手入線?の8番人気のシルヴァーソニックの背に川田Jが居たらもう少し旨味があったんですけどね😅
まあ人馬ともに無事だったことが何よりです。

さて、レースは16番枠からスタートして押して先頭に立ったタイトルホルダーが最後まで先頭を譲らず2着に7馬身差をつけてゴール🐴🏆✨
結果的には圧勝でした✨

1番人気のディープボンドは3角手前から手応えが怪しく、3着テーオーロイヤル並びに他馬も押して押していく中で余裕の手応えで涼しげに先頭をいくタイトルホルダーは4角を回る時点で既に勝負あったという内容。

走りはピッチ走法で一見長距離に向いたように見えないながら、スタミナに長けているんでしょうね。
稍重で力の要る馬場とともに、他に逃げ馬がおらず、菊花賞同様にレース中間でペースを落として息を入れることができたことも最後の踏ん張りが効いた要因でもあったようです。
本馬に限らず勝っ時は様々な要素がうまく噛み合うもので、まさにタイトルホルダーのためのレースでした。

一方でディープボンドは手応えがない状況で最後の直線にきてテーオーロイヤルを差し返して2着を確保したのは地力の証拠で負けたとはいえ能力はみせてくれました。

長距離4連勝で初のGⅠに挑んだテーオーロイヤルは大健闘でしょう。2強と言われたGⅠ常連の人気馬を相手に一瞬2着はあるか!?と思わせた走りは今後とも長距離戦線での活躍を約束する内容。この経験でさらに一回り成長した姿を楽しみにしたい。


今回のレースはGⅠ馬が1頭だけ。戦前からメンバーレベルに疑問をもっていたが、結果としても上位3頭と他馬とは現時点では開きがあるように感じた。

それだけに勝ったタイトルホルダーについても強いことは間違いないものの手放しの評価はできないと感じています。
ラップをみると

前半千米→1.00.5
中盤千米→1.03.1
ラスト千米→1.00.3

昨年の菊花賞同様に中盤で息を入れてペースを落として前半の貯金を生かして逃げ切るレース。
展開、流れが向いたのはたしか。

5着に敗れた昨年末の有馬記念は、パンサラッサの圧逃にハナを切ることができずに自分のペースで走れなかった。
まだまだ成長の余地を残しており更に進化の可能性を残しているが、その辺りにまだ課題を残していると感じています。

圧倒したレース内容と7馬身という着差でマスコミでは『凱旋門賞でも勝てる!』的なおみこし記事も見かけますが、まだまだ冷静に見ていきたいと思います。