エピファネイア産駒への期待
昨年、期待の新種牡馬として産駒がデビューして、いきなり無敗の牝馬2冠馬デアリングタクトを輩出!
ディープインパクト、キングカメハメハという2頭の大種牡馬を一気に失った日本の競馬界において、次世代のクラシックディスタンスを担う主力種牡馬への第一歩をしるし、今年はさらなる活躍馬の登場が期待されています。
エピファネイアは現役時の成績のみならず、その血統的強みが期待を膨らませることとなっています。
近年の日本競馬はサンデーサイレンス系とキングカメハメハ(キングマンボ系)が席巻することで繁殖牝馬についても同様にこれらが多いことから近親交配を避けるために繁殖牝馬の選択肢が狭められることで、海外から繁殖牝馬を導入するなどの対応していました。
そこに4代前にサンデーの血をもつエピファネイアが新種牡馬として登場。
これにより3代以前にサンデーの血をもつ牝馬との交配が可能になった訳です。
その代表例が先に述べたデアリングタクトであり、以前に紹介したとおりサンデーサイレンスの4✕3のインブリード、いわゆる奇跡の血量といわれる馬の登場が可能になりました。
とはいえ近親交配は他の動物でも同様に、同族の血が濃くなるため先天的に疾患をもった馬が産まれるリスクも伴いますが、歴史上卓越した能力を発揮した馬が多く登場し、その評価が定着しました。
そうした背景もありサラブレッド生産界での期待値は相当高いものがあります。
今年の2歳馬にはエピファの子でこのサンデーの4✕3という血統馬がかなり出てきています。
先週9日(日)の札幌新馬戦を勝ったオーソクレースもその1頭です。
ちなみに同レースで2着に入ったシティレインボーもサンデーの4✕3です。
気になる種牡馬
このところ、このブログで取り上げた穴馬の父が偶然にも同じマイナーな種牡馬だったことで改めて詳しく調べてみることにしました。
中京記念2着のラセット、アイビスSD3着のビリーバー、このところ人気薄での重賞競走好走馬の父がモンテロッソ。
いずれも欧州産種牡馬に抱いているイメージとは違う切れのある走りに興味を持ちました。
過去に産駒から大した活躍馬も出ておらず、繋養先のダーレージャパンファームでの今年の種付料も50万円と格安のようです。
英国生まれで主にUAEで競走生活を送り戦績は17戦7勝。
GⅡを2勝、2012年のGⅠドバイワールドカップを勝っています。
前年の同競走では、日本のヴィクトワールピサとトランセンドが1・2フィニッシュを決めた3着となっており、その為名前に聞き覚えがあったんですね。
芝・オールウェザーの中距離で好績を残しており、日本に輸入されてからの産駒は主にダートで使われている馬が多いようです。
産駒の数が少なくデータからの傾向は掴みづらいところもありますが、晩生型が多いように感じます。
G1レースを勝っているとはいえ、近年、欧州産の活躍馬で日本に輸入されて種牡馬として明らかに活躍しているのはハービンジャーくらい。
もうひとつパンチの弱い印象は否めないこともあって、期待の高い繁殖牝馬に恵まれない面もあるのでしょう。
非社台系での繁殖が多いことも一因かと。
今後、繁殖牝馬に恵まれることで活躍馬が出てくる可能性があるかも。
現状、ある程度の活躍が見込めるのは、以下の5歳馬4頭くらいですが、人気薄での馬券絡みに注意が必要です。
1.ビリーバー
2.ラセット
3.リュヌルージュ
4.モンテグロッソ
ラセット【JRA-VANより】
2020.08.02(日) 結果・回顧
■札幌11R クイーンステークス
【結果】
1着 1.レッドアネモス
2着 ▲ 9.ビーチサンバ
3着 ◎ 2.スカーレットカラー
1着レッドアネモスを買えず撃沈。
前半1000mが0.58.2という淀みない流れになったことで、穴候補にした、3.ナルハヤ、5.アロハリリーなど先行馬にとって厳しい展開になってしまい総崩れの結果に。
スタートよく逃げたナルハヤに外からタガノアスワドが執拗に絡んでいったことで先行馬にとって息の抜けない展開になりました。
先行馬が揃ったことで、逆に競り合いを避けて中盤で流れが落ち着くことを期待したものの、結果的にタガノの競りかけがこの展開を作ったことでやむを得ない結果となりました。
勝ったレッドにとって願ってもない展開になったことで調子の良さを発揮できたということでしょうか。
スカーレットは直線で前が詰まって頭を上げる不利がありながら、隙間を見つけて再度追い出されてからの脚はさすが!
あれがなければ勝っていた可能性が高いと思います。
なお、先行馬総崩れの中で逃げて0.4秒差の8着ナルハヤは健闘したと思います。
次走も展開有利なレースでは上位が期待できると思っています。
■新潟11R 関越ステークス
1着 ◎ 12.ザダル
2着 〇 14.ウインガナドル
3着 △ 3.トリコロールブルー
配当=3連複 ¥1.710
ザダルの強さが際立った平穏な結果に。
想定外のぶっちぎりの逃げで最後まで粘ったプロディガルサンが残っていれば、もう少しマシな配当だったのですが(´ー`)
アイビスSD回顧
夏のローカル競馬に突入。
基本的には有力馬・期待馬が休養に入るこの時期。
言葉は悪いですが、有力馬の留守中に稼ぎ場を求めるこの時期はあまり馬券は買いません😅
正直分からないからです😅✋
今日も重賞のアイビスSDのみ💡
◎13.ライオンボスは、調教が軽かったことやテンに早い馬が揃ったことで絶対視はできないと思ったものの、やはり馬券の軸は外せない!
ヒモ荒れを狙った3連複と、勝てなかった場合の前崩れの一発狙いで〇5.ナランフレグと▲12.ビリーバーの1・2着固定で大穴狙いでいきました😌✋
結果はご存知のとおりで、3着にビリーバーがきて3連複¥5.000的中💡
一発狙いの3連単はやはり無理でした😅
ナランフレグはスタート時点で終わったし、人気薄ビリーバーは健闘したものの、やはりこのレースは先行勢が圧倒的有利であることに変わりなし!という結果でした😅✋
痛恨のCBC賞
結果からいえば3連単2着3着逆順で100万馬券痛恨の取り逃し😭
爆穴3.ラブカンプーに復調の兆しありとみて勝負!
四角回って手応えもよくヨッシャーと色めきたったものの2番手には6.アンヴァルが…。
3番手に2着候補の2.レッドアンシェルが詰めてきたものの時すでに遅し💀
押さえの3連複はアンヴァルを外していたため無念の撃沈でした😭
先週の宝塚記念も、自信のクロノジェネシス1着固定で、パドックで際立っていたキセキ他2頭を2着候補にしていながら3着モズペッロを切って撃沈。
このところ他の特別レースでも爆穴を押さえながらかすってばかり…。
そろそろ来てるのか、かすってばかりで運気が逃げていくのか…😥
いい加減なんとかしないと回収率100%割れの不甲斐ない結果が現実味を帯びてくる。
来週こそ😉👊💨
先週の競馬回顧(6/20.6/21)
先週は土曜日1レース、日曜日3レースで馬券購入。
土曜日の東京10R相模湖特別と日曜日、函館の函館SSで共に3連複的中でした。
函館は2着に10番人気のダイメイフジが逃げ粘ってシメシメと思ったほど配当はつかなかった😅残念。
それよりも回顧は外したレースで!
外した2レースのうち、阪神10R垂水Sは勝ったランブリングアレーと11番人気の爆穴ハナズレジェンドの珍しくワイド1点買いでハナズは惜しくも4着。
馬券は外れても狙いは良かったと諦めもついていますが、悔やまれるのはもうひとつのレース!
3着のミッキーブリランテは最後の絞込みで迷いながら切った馬。
4着、5着馬も買ってたので配当的には痛恨の極みと言ったところ😭
レース回顧として、1着スマイルカナは桜花賞でも馬券を美味しく頂き、3着は決してフロックではないと自信を持っていた馬!
小柄な馬ながら、一介の逃げ馬ではなくスピード能力も高くとにかく渋太い。
今後も上位戦線での活躍が楽しみ🎵
そして2着にも狙いの9番人気ラセットが!
父が馴染みの薄いモンテロッソ。
現実にまだ大した活躍馬も排出していませんし、健忘症ゆえ明確な理由は覚えていませんが😅以前から自分の注目馬としてチェックしていた馬。
レースは後方から折り合いに専念して、4コーナー回る時も絶好の手応えながら秋山騎手はもったまま。
この位置からじゃさすがに無理やろ!と思ったものの、直線を向いてから馬群を縫って一気の伸び脚で2着に!
上がり3ハロンはメンバー最速の33.1秒。
1年近い休養から4月に復帰して馬体重も20kg増加。
5歳になって遅咲きの血が開花したと思える。
過大な評価はともかくG3クラスの重賞ならいずれ勝ち負けに絡む可能性があると期待します。
次走は中京記念を予定しているとのこと、注目です!