無頼庵’s競馬ブログ

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京都新聞杯 展望

5/7(土)中京11R 京都新聞杯 GⅡ 2200m

トライアルではないがダービー出走に向けた実質最終便。
とはいえ重賞勝馬はおらず、僅かにアスクワイルドモアが札幌2歳Sで連対があるのみ。
同馬か4頭の2勝馬に僅かにチャンスがあるだけで、勝利が条件となる。
そうした背景もあってGⅡながら12頭の出走に落ち着いた。

現状では一歩足りないメンバーが多い印象。

それらを踏まえて以下に上げたメンバーを馬券候補としてピックアップした。

枠順的には有力馬が外枠に集まっているが、距離もあって直線の長いコース。ましてや経験の少ない3歳馬のレースならばそれほど気にする必要もなさそう。
開幕馬場でお天気の心配もなさそでペースも早くはならないだろう。そう考えると当然前に行ける馬が有利で後方からでは厳しくなる。


◎12.ポッドボレット
○10.ブラックブロッサム
▲ 6.アップデート
▲ 7.リアド
☆ 1.メイショウラナキラ
☆ 9.ボルドグフーシュ
△ 3.アスクワイルドモア
△11.ヴェローナシチー


軸としての信頼度はともかく、大外枠でもポッドボレットを中心視。
中京コースは初めてでも鞍上は中京マイスターの福永J。距離経験もあって常に先行できるセンスの良さで安定感を感じる。

逆転候補筆頭はブラックブロッサム。
まだ2戦だけで未知な部分も多いが反対に魅力もある。
こちらも前につけられる上に2戦はいずれも中京コースで、前走で同距離を圧勝している。
道悪でのものだけに買いかぶりはできないがポテンシャルは高そう。

続いては1勝馬ながらアップデート。
意識的に長い距離を使われて近2走33秒台の末脚を駆使し、前走は3着ながらアタマ・クビの接戦を演じている。
血統的にも父エピファネイアサンデーサイレンスの4×3クロスをもち、母父はステイゴールドで母系にnijinskyをもつスタミナ配合。血統的魅力がある。

他では4.7億円の高額馬でコロナ給付金不正受給の指南疑惑でも有名になった大塚亮一氏の持ち馬リアド。
まだまだ緩さが残っているようでも、このメンバーなら勝ち負けしても不思議ではない。ただ、個人的には血統背景から距離に一抹の不安を抱いてしまう。

人気薄なら一発の魅力としてボルドグフーシュ。
これまでの後方一辺倒のレースぶりからは展開的に厳しいと思えるが、追い切りが良かったことと、前走でメンコを着けてある程度集中できた感じで早めに中団くらいに押し上げられれば末脚の威力を発揮してもおかしくない。

あとは当日の馬体重、パドック気配などを確認した上で馬券を組み立てようと思う。


穴馬ボルドグフーシュ

日刊スポーツより