安田記念 回顧
混戦模様と言われながら結果的には実績馬の1着2着。
3着も近走不振だったとはいえGⅠ馬。
戦前の自身の能力評価でもソングライン×シュネルマイスターではあった。
とはいえ出走18頭中17着までが1秒差以内という接戦。
能力上位馬の評価を下げたとはいえ混戦の中で馬券候補はすべて掲示板確保。
それでも肝心の本命指名馬イルーシヴパンサーが飛んでしまった。
馬券発売締め切り直前になって1番人気に押し上げられた感のあったイルーシヴパンサーは、流れ・展開・位置取りともに恵まれず、4角を回ってから何度も前が壁になってチクハグな競馬に。ほとんどまともに追えずに脚を余して負けた感じ。
8着に終わったもののその状態からでも上がり最速タイの脚で勝ち馬から0.2秒差。
この敗戦は度外視したい。
一方勝ったソングラインはパドックで発汗が気になり気持ちが入りすぎていたのが心配だった。TVのパドック解説、細江純子さんも同様の見解を示していたが見事な勝利🏆
スムーズに外を回した池添Jの好騎乗もあったがやはり能力は高いということで納得。
2着シュネルマイスターは腹回りに余裕があり勝ち負けするのは厳しいかと判断して押さえ候補に留めたが、こちらもやはり能力が高かった。
前走ドバイでの大敗は1800mの距離とナイター競馬にとまどってイレ込んでいたことが敗因だったと考えられ、今後ともマイルではトップクラスであることを確信した。
さて8番人気で3着に踏ん張ったサリオス。
馬体重の前走比-22kgには驚いたがパドックで見た感じでは落ち着きもあり馬体もスッキリ見せて、結果的にはこれまでが何だったのかという思い。
レーンJとの相性もいいのかも知れないが、それでも最後はキレ負けした感じ。
予想○としたセリフォスは外から伸びて来て惜しい4着。
まだ3歳での挑戦。
今後マイル戦線での活躍を期待できそうである。
他で気になったのが16番人気のエアロロノア。
向正面では人気のイルーシヴパンサーと並んで最後方を追走。
それでいながらイルーシヴと並んで上がり最速をマークして7着まで追い上げている。
GⅠでは荷が重いと思っていたが予想外の健闘。
7着という着順以上に力を示した。
結果的に◎イルーシヴパンサーの圏外がすべてで、元ジョッキーの田原氏が述べているように直線で思い切って大外に切り替えていればと…私も『外へいけーっ!』と叫んでいたが、馬群が密集した中で一瞬の判断が難しかったのだろうが…😥
レースの流れとしてはホウオウアマゾンがハナを切り、カフェファラオ、ダノンザキッドが続くスローな展開。
早くはならないだろうとの読み通りで上位陣は中団に。
中盤でペースが落ち着いたことで直線では馬群が密集し、結果として外から追い上げたソングラインに向いた展開になったことも確か。
最終的に◎イルーシヴがレースに参加できなかったことでストレスの溜まるレースだった。
マイル王の座はまだまだ混沌とした状態が続きそう。
【netkeiba.comより】
安田記念 考察
春の東京開催GⅠシリーズもいよいよ最終週。
東京のマイル戦にフルゲート18頭が出揃いました。
昨年の覇者ダノンキングリーや短距離女王グランアレグリア、マイルの強豪インディチャンプらの引退で、現状飛び抜けた存在がいない中での新たなマイル王決定戦💡
昨年3歳で挑戦した本レースでダノンキングリーの3着と好走。続く毎日王冠でそのキングリーにリベンジを果たして勝利すると次走のマイルCSでも女王グランアレグリアの2着と安定した力を発揮したシュネルマイスターが人気の中心になりそう。
ただし、気になるのが前走ドバイでの8着大敗と帰国して以降なかなか身体が絞りきれないこと。
前走はナイター競馬でイレ込みがあったことと距離の1800mに敗因を求めるとして、どこまで身体が仕上がっているのか?当日の気配が重要になるが現時点で過剰な期待は危険だと思っている。
代わって中心視したいのがイルーシヴパンサー🐴✨
4連勝の上がり馬で前走の東京新聞杯の勝ち方は見事だった。
仮にここで負けたとしてもGⅠを勝てる能力に疑いの余地はないと思っています。
時計の裏付けもあり末脚のキレはこのメンバーでもトップクラスながら、心配は後ろからいくだけに流れが落ち着いてしまうことと、当日の馬場が悪化してキレを削がれること。
逃げるのはホウオウアマゾンかレシステンシアあたりで、それほど早い流れにはならないか!?
もう1頭セリフォスにも期待💡
3歳での挑戦だが柔軟性ある脚質にスピードも備えており、追い切りの動きも目を引いた1頭。
日曜は雨予報が出ており馬場状態次第で各馬の評価も変わってくるが、ある程度の時計勝負になれば厳しいかもしれないが馬場が相当に悪化すればソウルラッシュの台頭も一考しておくべきかと思っている。
現段階での評価は以下のようにします。
◎ 8.イルーシヴパンサー
○ 9.シュネルマイスター
☆15.セリフォス
▲ 7.ファインルージュ
▲16.レシステンシア
▲ 4.ダノンザキッド
△13.ソングライン
△14.ソウルラッシュ
イルーシヴパンサー【JRA-VANより】
日本ダービー 回顧
このところ何かと多忙を極めて失踪中でした😅
競馬の祭典ダービーですから久しぶりに回顧を💡
ドウデュース×武豊J優勝おめでとうございます😉👍🎉
管理する友道厩舎は3度目のV🏆
武豊Jは6度目のダービー制覇🏆
父ハーツクライにとってもワンアンドオンリーに続く2頭目の産駒V🏆
馬主キーファーズ松島氏にとって念願のダービー初制覇でした🏆
ドウデュースはデビュー3連勝のあとディープインパクト記念弥生賞で僅差の2着、前走皐月賞では追い込み届かずの3着。
そして迎えたダービーはダノンベルーガ、イクイノックスに続く3番人気でしたが、レースは武豊Jに誘われて完璧なレース内容で直線に入って見事な差し切り勝利🐴⚡
1.21.9というダービーレコードのおまけつき。
ここ目標にしっかり仕上げられパドック、返し馬と落ち着いて最高の気配でした💡
馬券の中心もこの馬にしました。
完成度、操縦性の高さなど、安定して能力を発揮できるのが強み。
2着の2番人気イクイノックスは大外枠ながらもルメールJの手綱でしっかり追い上げてきたのは流石でした。
勝敗のアヤは枠順に影響された部分もあったようです。
そして、ハイペースで逃げたデシエルトの2番手につけて最後まで踏ん張って3着に粘り込んだアスクビクターモア🐴✨
このペースで前につけて普通なら直線で息切れしてもおかしくない流れでの3着は立派のひとこと。
このレースで過去圧倒的な成績を残すディープ産駒としての意地をみせた格好にもなりました。
7番人気という評価の低さにも驚きましたが…。
反対に1番人気に支持されたダノンベルーガは、直線で伸びてきたものの、粘るアスクビクターモアをクビ差捉えきれずに4着。
マイナス10kgの馬体減。
パドックからイレ込みが激しく発汗が激しいことでレース前から危惧した通り、レース前の消耗がゴール前いま一歩届かなかった要因であると捉えています。
今回も『霜降り粗品さん』の呪いが生きていました😱💦
たた反面あの状態でもゴール前伸びてきたことは評価できる。
これから夏を超えての成長に期待できそうです。
他では4番人気の皐月賞馬ジオグリフは7着敗退。
父ドレフォンからくる距離への不安。ノド鳴りへの影響など、今回のスピード決着では厳しかったようです。
全体としては、ほぼ予想通りの着順で終わり比較的平穏な結果に終わりました。
しかし、レースとしてはほんとに見ごたえのあるレースで素晴らしいものでした。
勝ったドウデュースは秋に渡仏し凱旋門賞に出走するようで、日本ダービー馬として3歳での挑戦に大いに期待したいと思います。
スタミナあるハーツの子なので期待できそうです💡
自身の馬券的には、3頭勝負したためダノンベルーガの4着で3連単は外しましたが、馬連的中で🎯若干のプラス😄🎵
能力評価は間違っていなかったということでマズマズという結果に😅
ついでに土曜日の重賞、葵ステークスも3連複的中🎯で万馬券を拾えました💡
NHKマイルC 展望
5/8(日)東京11R NHKマイルC GⅠ 1600m
過去から荒れる傾向の本レース。
今年もセリフォス、キングエルメス、ジャングロ、ダノンスコーピオン、マテンロウオリオン、プルパレイと6頭の重賞勝馬を中心にフルゲート18頭が出揃い混戦が予想される。
頭はセリフォスで決まったが、その他は頭痛がするほど難解なレース。
ただでさえこのところGⅠを含めて重賞レースが荒れまくり昨日も京都新聞杯、プリンシパルS(重賞ではないが)ともに荒れた。
それを思うとセリフォスも大丈夫か?と心配になるが、馬券内を外すことはないと信じたい。
ただ、相手関係は難解を極める。
その中から選んだのは…足元不安から一頓挫あったがデイリー杯2歳Sでセリフォスとクビ差の接戦を演じたソネットフレーズを対抗に抜擢。
口向きの悪さや気性的に難しい面もあるようだが能力は高い!
このレースは牝馬の活躍が目立つ。思い切って対抗に抜擢する。
前走ディープ記念で僅差5着、適正距離を測るためかマイルに挑んできたが、末脚確実なインダストリアも同じく対抗候補に。
穴っぽいところでは前走桜花賞で8着ながら直線で不利を受けながら勝馬から0.2秒差と健闘のアルーリングウェイ。母父にこのレースに強いフレンチデピュテイを持ちスピード決着に耐えられると見る。
大穴でソリタリオの変わり身に期待してみる。
血統的にも4代母ラスティックベルからフサイチリシャール、フサイチエアデールといった重賞勝馬が出ており近親にクロノジェネシスがいる牝系。現状切れ不足の感は否めないが、こちらもスピード系フレンチデピュテイの血を持つ。
◎ 4.セリフォス
○ 2.ソネットフレーズ
○11.インダストリア
▲ 8.アルーリングウェイ
▲18.ダノンスコーピオン
☆ 1.マテンロウオリオン
☆ 3.ソリタリオ
△13.ジャングロ
最後まで悩みまくるなら馬券回避か、買うなら手を広げて買いたい。
穴馬候補アルーリングウェイ
サンケイスポーツより
京都新聞杯 展望
5/7(土)中京11R 京都新聞杯 GⅡ 2200m
トライアルではないがダービー出走に向けた実質最終便。
とはいえ重賞勝馬はおらず、僅かにアスクワイルドモアが札幌2歳Sで連対があるのみ。
同馬か4頭の2勝馬に僅かにチャンスがあるだけで、勝利が条件となる。
そうした背景もあってGⅡながら12頭の出走に落ち着いた。
現状では一歩足りないメンバーが多い印象。
それらを踏まえて以下に上げたメンバーを馬券候補としてピックアップした。
枠順的には有力馬が外枠に集まっているが、距離もあって直線の長いコース。ましてや経験の少ない3歳馬のレースならばそれほど気にする必要もなさそう。
開幕馬場でお天気の心配もなさそでペースも早くはならないだろう。そう考えると当然前に行ける馬が有利で後方からでは厳しくなる。
◎12.ポッドボレット
○10.ブラックブロッサム
▲ 6.アップデート
▲ 7.リアド
☆ 1.メイショウラナキラ
☆ 9.ボルドグフーシュ
△ 3.アスクワイルドモア
△11.ヴェローナシチー
軸としての信頼度はともかく、大外枠でもポッドボレットを中心視。
中京コースは初めてでも鞍上は中京マイスターの福永J。距離経験もあって常に先行できるセンスの良さで安定感を感じる。
逆転候補筆頭はブラックブロッサム。
まだ2戦だけで未知な部分も多いが反対に魅力もある。
こちらも前につけられる上に2戦はいずれも中京コースで、前走で同距離を圧勝している。
道悪でのものだけに買いかぶりはできないがポテンシャルは高そう。
続いては1勝馬ながらアップデート。
意識的に長い距離を使われて近2走33秒台の末脚を駆使し、前走は3着ながらアタマ・クビの接戦を演じている。
血統的にも父エピファネイアでサンデーサイレンスの4×3クロスをもち、母父はステイゴールドで母系にnijinskyをもつスタミナ配合。血統的魅力がある。
他では4.7億円の高額馬でコロナ給付金不正受給の指南疑惑でも有名になった大塚亮一氏の持ち馬リアド。
まだまだ緩さが残っているようでも、このメンバーなら勝ち負けしても不思議ではない。ただ、個人的には血統背景から距離に一抹の不安を抱いてしまう。
人気薄なら一発の魅力としてボルドグフーシュ。
これまでの後方一辺倒のレースぶりからは展開的に厳しいと思えるが、追い切りが良かったことと、前走でメンコを着けてある程度集中できた感じで早めに中団くらいに押し上げられれば末脚の威力を発揮してもおかしくない。
あとは当日の馬体重、パドック気配などを確認した上で馬券を組み立てようと思う。
穴馬ボルドグフーシュ
日刊スポーツより
天皇賞・春GⅠ 回顧
多忙で予想はアップできませんでしたが、馬券は3連複2頭軸と○テーオーロイヤルの複勝的中🎯でした。
落馬によるカラ馬状態で2番手入線?の8番人気のシルヴァーソニックの背に川田Jが居たらもう少し旨味があったんですけどね😅
まあ人馬ともに無事だったことが何よりです。
さて、レースは16番枠からスタートして押して先頭に立ったタイトルホルダーが最後まで先頭を譲らず2着に7馬身差をつけてゴール🐴🏆✨
結果的には圧勝でした✨
1番人気のディープボンドは3角手前から手応えが怪しく、3着テーオーロイヤル並びに他馬も押して押していく中で余裕の手応えで涼しげに先頭をいくタイトルホルダーは4角を回る時点で既に勝負あったという内容。
走りはピッチ走法で一見長距離に向いたように見えないながら、スタミナに長けているんでしょうね。
稍重で力の要る馬場とともに、他に逃げ馬がおらず、菊花賞同様にレース中間でペースを落として息を入れることができたことも最後の踏ん張りが効いた要因でもあったようです。
本馬に限らず勝っ時は様々な要素がうまく噛み合うもので、まさにタイトルホルダーのためのレースでした。
一方でディープボンドは手応えがない状況で最後の直線にきてテーオーロイヤルを差し返して2着を確保したのは地力の証拠で負けたとはいえ能力はみせてくれました。
長距離4連勝で初のGⅠに挑んだテーオーロイヤルは大健闘でしょう。2強と言われたGⅠ常連の人気馬を相手に一瞬2着はあるか!?と思わせた走りは今後とも長距離戦線での活躍を約束する内容。この経験でさらに一回り成長した姿を楽しみにしたい。
今回のレースはGⅠ馬が1頭だけ。戦前からメンバーレベルに疑問をもっていたが、結果としても上位3頭と他馬とは現時点では開きがあるように感じた。
それだけに勝ったタイトルホルダーについても強いことは間違いないものの手放しの評価はできないと感じています。
ラップをみると
前半千米→1.00.5
中盤千米→1.03.1
ラスト千米→1.00.3
昨年の菊花賞同様に中盤で息を入れてペースを落として前半の貯金を生かして逃げ切るレース。
展開、流れが向いたのはたしか。
5着に敗れた昨年末の有馬記念は、パンサラッサの圧逃にハナを切ることができずに自分のペースで走れなかった。
まだまだ成長の余地を残しており更に進化の可能性を残しているが、その辺りにまだ課題を残していると感じています。
圧倒したレース内容と7馬身という着差でマスコミでは『凱旋門賞でも勝てる!』的なおみこし記事も見かけますが、まだまだ冷静に見ていきたいと思います。
フローラS、マイラーズC 回顧
土曜日の重賞、福島牝馬Sは混戦で軸馬選定が難しいため馬券回避。
その分、日曜の重賞2レースで勝負したものの、馬券はハズレ!
特別1レースで的中したものの収支マイナス💦
なかなか調子の波に乗り切れない状態が続いています。
このところ重賞レースでの噛み合せが悪いので、しばらくは投資額を抑えて調整に入ろうと考えています。
さて、今後のために簡単に時短回顧を。
勝ったソウルラッシュ🐴
条件戦3連勝からのGⅡ挑戦で一気に戴冠を遂げました🏆✨
ここまでの3連勝は恵まれたと判断して悩みながらも馬券から外したものの見事にしてやられました😅
その判断が全てであり完敗でした💦
復活を期待したレッドベルオーブは気性面の難しさが出ていて道中折り合いを欠いており、今後においてもこの不安がついてまわりそう。
軸に据えたファルコニアは、想定以上に荒れた馬場の影響を受けながらも3着に踏ん張っており、大阪杯勝ちのポタジェ的なポジションが被る馬。
引き続き注目したいが一瞬の切れが不足する分マイルよりも千八からニ千の方が合っていそうな気がするが…。
このレースは何よりも期待のルージュスティリアが原因不明の大敗を喫したこと。
単勝一本勝負もしていただけに痛恨の結果となった。
今回は無難にスタートを切って好位置でレースを進めていただけに最下位に終わった理由がわからない。
1着のエリカヴィータ、2着のパーソナルハイは期待通りに好走する結果となったが、総じて前につけた馬が上位を占める形となり、その中で後方から上がり最速で5着まで押し上げてきたルージュエヴァイユの脚は見どころはあった。距離の延びるオークスでは楽しみもありそうだが、賞金的に出走権を得られるかどうか…。
重賞以外でひとつだけ勝負したレースで3連単的中🎯傷を小さく抑えることができたのがせめてもの慰めに😥