無頼庵’s競馬ブログ

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阪神大賞典ほか前週の重賞回顧

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短距離に18頭の多頭数。ましてやキャリアの浅い3歳戦。紛れが生じる可能性が高いレースであったが、1番人気の◎トウシンマカオが直線で前が壁になってポケットに押し込められた状態で何度もブレーキを踏んで右に左にコースを探すロス!追い出しができた時点ですでにノーチャンス。

一方、勝ったプルパレイは前走から差す競馬に転換したことがハマリ、今回も道中内々をロスなく進めたデムーロJの好騎乗もあって直線で一気に抜け出しての快勝!今後も期待できる内容だった。

13番人気で2着に突っ込んできたタイセイディバイン。道中で多少ギクシャクした流れで中団につけて直線に入って前が壁になりながらもすっと外に出されてからはいい伸び脚で内容のあるレース。
すでに8戦目というキャリアも生きたレースだったようだ。


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圧倒的1番人気に支持されたディープボンドの強さが目立ったレース💡
和田Jも力を信頼してじっくりと自信の騎乗。古馬になっての成長力で天皇賞春を含め長距離についてはトップの位置にいることに異存はなかろうと思う。

スローペースで流れ、残り千メートルからのロングスパート合戦。
地力が問われる内容となり人気上位が掲示板を占める結果となった。


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絶好枠からハナを奪った☆ビーアストニッシド(私の☆は狙いの単穴)がマイペースに持ち込んでアライバルの追撃をハナ差凌いでの勝利。
前々走シンザン記念では逃げると思われた状況で何故かジョッキーとケンカしながらの追走。それでも勝馬から0.3秒差4着と力のあるところを見せていた。気難しい面があるようだが、それでも地力は高い。
アメリカンペイトリオットは米マイルGⅠの勝馬で現3歳が初年度産駒。ビーアストニッシド以外はこれといった活躍馬は出ていないが、本馬がどこまで成長できるか注目したい。

2着は勝馬の後に続いたアライバルが入り、結果的に行った行ったのレースに。
父がハービンジャーでタフな馬場にも強く。期待の良血でもあり今後にも期待できそうだ。

一方で◎ソリタリオ、▲アサヒ、ともにいいところなく終わった。
ソリタリオは早くから手応えが怪しく追走が精一杯の感じで原因不明の敗戦。アサヒはまたしても出遅れ!これまでのような大きな出遅れではなかったが、その後の内容にも不満。まずは出遅れを改善しないと厳しい。


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まずは◎シンティレーションの走り。好位につけて直線に向いたもののジリジリとしか伸びず何とか3着を確保したが物足りない内容。横山武Jのレース後コメントで『タフな馬場が合わなかった…』との事。
この程度の馬場を苦にするようなら、今後少なくとも身体がパンとするまでは頭では狙い辛くなる。

勝ったスタニングローズは少し評価を下げていたが、牡馬と重賞で互角に走ってきただけに、このメンバーでは地力が上だったということ。
名のある方の低評価の影響を無意識に受けていたことは自身の反省材料💦

想定外まさかの3番人気パーソナルハイに有利に展開が働くと少し期待したが、スタートで後手を踏んだことで終わった感。

驚かされたのは9番人気2着のニシノラブウインク。未勝利脱出に5戦を要し今回がすでに7戦目。レースは積極的に前目につけて最後まで粘ったことには驚き。

全体としてレースレベルについて、あまり評価できる内容ではなかった気がする。


以上、馬券の方は阪神大賞典を回避。ほかはスプリングS単勝&馬連を的中はしたがトータルマイナスで痛い目に💦
本来買うべきレースでないのに、つい手をだしてしまうところは戒めねば!